ノック

皆んな皆んな裏切って、成長する。

 

私は何のために何がしたくて生きているのか。

何を犠牲にしたくないのか、目の前の人生か、それとも今後の人生か。

 

もしかしたら、自己犠牲ではないかもしれない。

 

ああ、君も分かるだろ。

 

どうでもいいんだよ、金なんか。

もうどうでもいいんだよ、今は。

 

そう、今は。

 

でも今より輝く言葉ないに違いない。

 

20歳になって、やっと未成年から解放されて

学生生活を送っている今が

輝いていないでどうするんだよ。

 

どうしようもないのかもね。

 

もっと、もっと、遠くに行きたい。

帰る場所なんて心の何処かにあればいいよ。

気味の悪い家にはもう帰らないでいよう。

 

私の帰る場所は、私がノックをするんだよ。

 

もうどこにもいっちゃだめだよ。

消えちゃダメだよ、わたし。

開花宣言

桜が咲いた、満開だ

 

満開という言葉を聞くと

「散る」という言葉が浮かぶ

 

やだよ

散らないで

もっと見たい

綺麗なままでいて

そこからいなくならないで

 

桜って生命力の象徴だと思うの

毎日毎日 毎年毎年 姿を変えて

春になったらお化粧して

「こんなにも綺麗な私を放っておくの?」って

言われてるようで、少しゾクッとさせられる

 

「放っておくわけないじゃないか」と

語りかけようじゃないか

暑くて、蝉たちがうるさい夏をよく耐えたねと

寒い寒い冬を君はよく耐えたねと

私は語りかけようじゃないか

 

君がそんなに綺麗で儚く散ってしまうのなら

 

私は何度も語りかけるよ

 

だってまた春に花を咲かせるために

君は孤独になってしまうのだからね

 

そして君にとって「春」は君の全てじゃない

「春」は君の魅力が放たれる季節であっただけさ

 

まだ春は始まったばかりじゃないか

散らないでくれよ

 

肌色

病気にかかると世界が狭くなる

大切な人の優しさに触れると

世界は瞬く間に明るくなる

 

私には大切な恋人も友達もいる

会うと必ず笑う

会うと必ずふざける

会うと必ず腕を組む

会うと必ず感謝する

 

早く会いたい、あなたにきみに

自分で世界を押し広げたい

 

3月、就職活動解禁

どれだけの若者が傷つき、自己否定するのか

社会の言葉は棘だ、槍だ

だから私たちは、

モビルスーツを着て「誰にも負けない」と

コックピットに自分を乗せて闘う

 

彼ら彼女らは自分で世界を押し広げる

 

 

そんな季節になった、3月

 

春夏秋冬

人の心に春夏秋冬はない。

 

私たちはいつも周りのものに与えられて

それを得て

春夏秋冬を感じている。

 

自然は春夏秋冬を表現していて

太陽も昔理科で習ったように日の角度で

春夏秋冬を表現していて

洋服も春夏秋冬に応じて変わっている

 

だからこそ、季節は儚い。

 

そして

人はそれを感じ取っているだけであって

人の心は月日が経っても

大して変わることはない、本来は。

 

だがしかし、そんなのはつまらないのだ。

 

人には季節だけじゃなく、仕事や娯楽など

小さい世界で揉まれている。

だからおもしろいのだよ。

 

人が生きるということは、不思議な現象。

 

私が今好きな音楽を聴きながら

「太陽が左から差してきて

右に雲が大きく浮かんでいる。

この木は少し前まで赤みがかってたのに、

今は枯れている。」

なんて思ってることすらも刹那のことで、

数分経てば、なんてことない日々なのだ。

 

何が言いたいかなんてたいしてない。

ただのメモだよ。

 

でも一つだけ言える

私は季節が変わっても、

私であることに変わりはないのだ。

 

さて、このへんで。

 

 

あれ、見えた?

私の過去も、私の本当も、

見えた?

 

見えたら、そっとすくって

 

そんな気持ちは、夜風に吹かれて

またどこかへ飛んでゆく

 

本当は誰かを助けたい 励ましたい 愛したい

それはうそで

自分を助けたい 励ましたい 愛したい

 

そんな自己愛リズムの人生こそ私なの

 

あれ、見えちゃった?

 

だめなことも考えちゃうよ

私よりも私を知って、分析して、

難しい顔しながら、結果報告して

 

そしたら私は今以上にあなたを愛してあげる、たぶんね

 

でもね、

遠い未来の話はもうやめて

怖くて震えちゃうから

 

いまのきみでいいの

 

その言葉って誰に向けてなんだろう

 

まだわからず、見えない

 

わからなくていいよね

だって未来なんてないから

未来なんて、いまの積み重ねだから

 

 

目と目で握手しようよ

 

金魚

夜の空は雲が見えた。

星と雲を交互に見ると、

何故か昼間の青空を思い出す。

 

肌寒く、体で冬を感じる季節に

何故わたしは、夏が思い浮かぶ曲を聴きながら頭を振って夜道を歩いてるのだろうか。

 

一年前に少し嫌いな曲が

今では好きな曲。

 

一年前に大好きだった人が

今はいない。

 

人生は山あり谷ありというが、

わたしにとって人生はなんと言い表せるのだろうか。

 

ああ、まるで金魚鉢のなかにいるようだ。

わたしは金魚の1匹に過ぎない。

 

わたしを掬おうとしている人間から

逃げて逃げて、また逃げて、

運命なんていう修飾がされた人間に出会うんだろう。

 

それがいつかはわからない。

わからないから生きている。

 

そういうものが人生なのかもしれないね。

 

いつもの道をコツコツと鳴らしながら、

大袈裟に踊るように歩くの。おやすみ。

 

kirakira

今日は月が綺麗だった。

いいや、月が明るく光っていた。

ただそれだけの事実。

 

その事実で、君を懐かしく思う。

 

「今日の月綺麗ね」

「気にしたことなかったよ」

「ちゃんと見て」

「見たよ」

「綺麗でしょ?」

「綺麗だね」

 

ちゃんと見て 綺麗でしょ?

 

私のことも ね

 

居酒屋では年齢確認もされずにお酒を頼めるようになった今

少しぐらい甘えさせてほしい

少しぐらい子ども騙しで引っ掛けてほしい

少しぐらい弱いとこ見せてほしい

 

愛って粘土だと思うの

人によって形が変わる

年齢によって形が変わる

 

自由自在に

 

愛だって自由なら

私も自由になっていいじゃない!

 

毒を酵素に捉えて発酵させて膨張して

もっともっと大きい私にならなきゃ

 

もっともっときらきらしていたい

もっともっとわくわくしていたい

 

私はそんな私が好き

 

 そんな私を好きでいてね

よろしく