観覧車

Mr.Childrenの「抱きしめたい」が

どこからか流れてきた

 

緊張してしどろもどろしながら

牛乳を一気飲みした君を思い出した

 

緊張して喉が渇いて

こうしないと、あなたの隣にいることが

喋ることができなくて

 

その時、君を守ろうと私は思った

愛しい、行動が愛しいと思ったのは

人生で初めてだった

こんな初めてを人生で貰えるなんて、

なんかおかしい

 

なんかおかしい君と

観覧車に乗って

何を話したかな

 

キラキラした街を珍しいと語りながら

君は笑って目を合わせずに一周回って

 

苦手なジェットコースターにも

私となら乗れると強がった

 

まただ、愛おしいって

あの瞬間瞬間が私にとって

青春でキラキラしていた

 

あの頃からか

キラキラしているものが好きになった

そして同時に私もキラキラしていたい

 

君の目から離れないように

見逃さないように

私はどこまでも高くあり続けたいと

 

こんなことをたまたま飲んだ牛乳と

偶然流れてきた音楽に思わされる

 

これもまたフィクションかノンフィクションか

騙されたいなら騙されて

 

私の手の中で

 

11月のメモ

腐った花を見た

もうあの頃には戻れない

命は戻らない

時間は命を食べ尽くす

 


夜に世界とつながる

星と一緒に呼吸する

 


水がないと腐る

いつも何かを吸って吐いて

生きのびる

繋げた 命 今日も

 


街灯の灯りの中で

今日も今日も、と押し込めた

 


私を押し込めて

今日を押し込める

 


いやだよ、もう、

こころをもっと知ってほしいのに

 


もう終わりね

人間を続ける

人間をつなげる

飽和している中で

見えない何かを探してる

 


見えるものを失って

見えないものを浮かせる

 


譲らないって何だよ

 


譲るから貰うから

人間は誰か誰かと繋いでいく

 


簡単に言うな

繋ぐということは覚悟だ

失うということは覚悟だ

 


発見することは失うこと

 


命を守る、繋げる

このノンコミュニケーション時代に

突入している我々に

何を今

救えるのか

何を今

 


言葉は希望だ

希望は

絶望も教えなければならない

 


それが新しいものを生み出すことだ

 


かけがえのないものは

当たり前を失ったから、見えたのね

 

 

 

 

前世

7秒抱きしめ合うと絆が深くなるらしい

 

私と君が愛し合ってた時

前世の話をたくさんしたね

 

  前世僕たちはきっと兄妹だったんだよ

  あなたが僕の姉だったら幸せなんだ

 

前世なんてわかるはずないのに

私たちはそれを言葉の表現に使った

 

私は強くなった、強くなったよ、強くなったはず、みんなから頼られるように、それに応えられるように、思想を持って、考えることをやめない、もしやめたら、私は生きる意味がないから、そんな風に思い込んで、強く生きていこうとしている私は、弱くない、そう言えば弱くないと思った、それでも心は幼いままで、溜めて溜めて、何も言えず、誰にもSOSを出さず、黙ったまま、生と死の境界線をふらふらと歩く、情けない、やっぱり私は1人では生きれない、私は生きる支えが確実なものとして欲しいの、人はすぐに変わるから、人はすぐに裏切るから、人はすぐに離れるから、人はすぐに消えてしまうから、だから私は私を支えるための何かを私の中に生み出せば、何かが変わるとも思った、でもそれはただの思想だ、形なき思想、行動に移したなら、きっともうここにはいない、それくらい脆い、ただ抱きしめて欲しい、ただ頭を撫でられたい、私が考え込んでしまって答えを追い求めている時に美味しいご飯を食べに行こうと言ってほしい、甘えたがりなの、本当は、本当が何かわからないけど、きっとその行為は逃避なんだろう、しかし現実とは理想からの逃避であり、理想からの逃避は堕落だ、お前がお前を諦める、それが堕落、もう自分で答えを決めよう、革命が欲しい、私に足りない、刺激が欲しい、私私私私、余裕ない、自分で首を絞める、何か神聖なものを、信仰したい、これは逃避なのだ、私が私でなくなるための、ある種の自殺、一度二度生まれ変わらなければならない、思想を持つ者ならば

 

理解なんて

いらないんだよ

受け入れる

それができたら

きっと私たち前世で

そして今世で

来世はさよならかもよ

綴る思い

私が言葉を綴る理由は、特にない

でも、特技だと思ってる

 

今日は私的な話を特別にするよ

 

私には大切に思う人たちが沢山いる

決して多くはないかもしれないけど、

私ひとりにとっては多い

 

勝手ながら、

その人たちのことを私の分身だと思っている

姉妹、兄妹にも近い分身

だから、私は彼女ら彼らに全力だ

形のない愛を言葉で形にして、

ときには行動で愛を形にして、

私よりも私、私よりも傷ついて欲しくない

 

傷なら私が請け負う

 

そういう覚悟がある

 

救い

それは人生のキーポイント

救いや祈りがあるからこそ

人は涙を流す

 

大切な人の大切な人、

その人の好きだったものを知らないで買っていた

思いが偶然という形で現れた

 

その時思ったんだ

愛おしいなって

 

決して言葉にはできようもない

心の動きがわかった

 

生きることに退屈だった

何にも魅力を感じない

電車に乗っていると屍人のように感じる

 

そんな私にもまだ心が動くことが

嬉しかった

 

涙は溢れるもので

止められるものではない

たくさんの救いがこれから待ってる

そう予期してるように絶え間なく流れる

 

私にはそれが神聖な何かに見えた

 

人間って一人一人別個体であるからこそ

思いも考えも想像できない数あり、

喜び悲しみ傷みを敏感に感じてしまう

 

だからね

季節くらい優しくしてよね

この頃急に冷たくなるんだもん

優しくされたい

優しくしたいから

 

絶え間なく何かを届けたいんだよ

バレエシューズ

こんな小さい足で私は立っていたんだ

心も身体も、もうどこにもない

ボロボロ

それなのにこの小さな足で前に進んでいた

走ってた

 

ママはどこにいるの

確か、私よりも足が小さかった

それなのに、強く強く生きていたね

 

泣いちゃだめって教わったの

だから人前では泣かないの

強い女になるって約束したから

 

泣いちゃう時は鏡の前だけね

自分は自分で慰めるの

そしたら強くなれると思うの

 

でもね

ぐちゃぐちゃになって

立てなくなったら、優しく背中を撫でて欲しい

そう言わなくても撫でてくれた優しさ

忘れない

 

あったかい冬は嫌い

しんとするくらいに冷たく涙ぐむような冬でいてほしい

そうしたらまた頑張らなくちゃって

思うからお願い

 

雪を見るとね、真っ赤な傘をさして

雪を食べたあの日を思い出すの

しもやけになりそうで、それでも楽しかった

あの日を

 

またこの小さな足で歩く

今日も明日もまた次の日も

映る

私あのきらきらになりたい

ジョウロから流れる水のきらきらに

 

私この湯気になりたい

私光になりたい

私形ないものになりたい

 

形あるものは汚れて見える

形がないから実がある

 

生きにくい

 

何を求めているのか

時々何も分からなくなって

その何も分からないことが分からなくて

底無しの沼に引きずり込まれる

 

私の脳がどんどん死んでるようで嫌になる

 

あなたに会えたら、沢山話をする

眠ったまま、楽しいところへ連れて行く

抱きしめてくれる

 

見えないものが真実であれ、と

忘れた

夢の国に着くまでが夢で着いたら現実なのに言葉でまた誤魔化す。じゃないと夢は夢ってわからないから。夢の国で夢を閉じ込めるために写真を撮る動画を撮る帰りにあのキャラクターたちにアトラクションにバイバイする。悲しくないよ。まだこれから生きる予定だし。またこの人と多分行くし。未来とかわかんないけど、多分行ける。お金さえあれば多分行ける。仕事してても休み取れれば多分行ける。人生一度きりなんて考えすぎて笑える。そんな人いるの?ウケる。私こういうブログ書く女地雷だと思う。自己顕示欲超やばいっしょ。そう思うよね。わかるウケる。考えてるよ。でもわかんないんだもん。いいじゃん、今楽しいし。今、ね。今。今なんてないんだよ。気づいた?今は未来なんだよ。未来とかクサすぎて笑える。じゃあ、ここで。さよーなら、あなた。今夜だけ生き延びたい。それだけだよ。多分。君といたら死んでもいい。君といれるなら。君と一体化できるなら。そんなの怖くてほんとはできない。自分が自分じゃないみたい。それが怖くて嬉しくて怖い。言葉にしたら勇気が湧いて言葉にしたら死にたくなった。そんなことそんなことわかってるよ。そんなこと。どんなこと。私もわからない。わからないから考えるのやめた。やめたら答えはもう出ない。答えなんていいもん。要らないもん。私と君に答えはいらないの。このまま今夜が続く、それが幸せだもん。何年後なんていらない。このままがいい。だってきみといるとき満たされてるもの。これ以上私いらない。わがままは怖いから。欲張りになったら捨てられちゃう。だからこのまま。ハグしよ。それだけで私はあなたを知れたと思える。本心なんて怖いもん。臆病者だから、肌が触れて匂いを覚えることで必死。柔軟剤の匂い。あったかい。だけど、私の髪にはタバコの匂いが残るの。この匂いが寂しい。君はそんな私に同じ匂いの柔軟剤くれた。なにこれ。馬鹿にするなよ。もう忘れられないなって思った。ずるいけど私を満たす。このままがこのままじゃない。楽しい嬉しいときだけ永遠に続け。永遠なんてないから言い聞かせる。終わりが来ないように、終わりは怖いもん。怖いものから逃げたい。また代わりを探す。多分お前のこと忘れた。多分。多分っていうのやめよ。多分。