umi

あの駅に降りてあなたの迎えを待つ。 ううん、私あなたを待ったこと一度もなかったね。 いつもあなたが1時間も前に、そこで待ってた。 心配性だからと、緊張してと、 情けなく笑ったあなたと雨風が強い中海辺を歩いた。 あの海は、もう誰の海でもなくて、 傘…

蜻蛉

忘れないうちに、書き記す。 あの時の日差し、体温、鼓動、湿っぽさ、 会話、沈黙、目、横顔、 ふたりだけが触れ合えるあの時間を、 別れさえも愛おしく思い帰った夜を、 夢の中でも思い返して、現実と空想を行き来した。 君の顔が見れずに、見たあの景色が …

二重幅

昨日、久しぶりに月が顔を出した。 そんな些細なことに胸を躍らせるのは、 きっと2年前の私と変わりがない。 時の流れに心寂しくなる時が、たまにある。 そんなたまにの時が、 ふと顔を出した月が誘い込む。 朝、眠たい中 無意識のうちにいつもの電車に乗り…

一人暮らし

ベッドの上で片足をあげる。 その足が、間接照明に照らされて影が壁に映る。 なんか、寂しくなって、ドキドキして、 誰かと影ごっこしたかった。 あなたは、影を使って犬や狐をしてくれた。 もう指折り数えて両手では収まらない年齢。 そんなあなたは、動物…

嘘と目と声

今年も君を忘れられなかった 私を見るあの悲しそうな優しい目は、私だけのものだったのに、もうそれは嘘。君は嘘しかつかない、ううん、嘘すらもついてくれない。何も話してくれなくなってしまった。ふたりの間の思い出は綺麗で、その思い出にふたりは恋をす…

H2O

何が合って何が合わないか、最近わかるようになった。この暮らしをしていたら出会わないような人に会った。会った、会っただけ。合ったのか。合ってないのか。シャットダウン。私からさようなら。私の中の私すらも零れ落ちてしまう、そんな自分を愛したい。…

「傘の中に2人一緒に入ろうね」 雨は冷たくて、鬱陶しくて厄介。 だけど、音はシトシトと心を慰めてくれる。 あなたの側で、この音を聞くことができたら、 私は冷たくて厄介なものから守られている証拠。 別々の傘をさして、出会って どっちの傘に入るか、な…

完璧

完璧って皮肉な言葉。 完璧があるから、間違いを恐れる。 邦画を観ると苦しくなる。 日常が時に映画の中に入った感覚に陥る。 音楽を耳に垂れ流すことで、見えるものも 見えないようにしてる。 そんな日常、映画みたいだった。 フィルムに焼き付けるには勿体…

新幹線

何人組ものカップルが新幹線のホームでわかれるところを見た。別れは悲しいけど、私から見たら美しいと思った。出発してしまう最後まで手を振り続ける。何も話さない。ただ見つめ合って、手を惜しみなく振る。愛ってこういうことなのかなってわかったような…

手のひら

悲しみを濁さなきゃ流さなきゃ逃がさなきゃ。悲しみを皺寄せすることで、心の余裕を取り持つ。そんなのは付け焼き刃。生活自体が付け焼き刃だと感じた。明日を生きるために、何が必要で何をしなければならなくて。遠い未来を考えてみたい。でも今明日明後日…

鱈腹

東京に晴れも雨も関係なかった 晴れているから 雨が降っているから そんなこと関係ない 関係なしに時間が進んでいる場所だった 東京駅はビルでいっぱいだったけど、 それよりも東京駅からまっすぐに広がる道路の先は 空がひらけていて、ビル1つなかったこと…

無題

誰にも会いたくないと思って、家を出た。そういう時の方がいいことがある気がする。誰かに良く思われたくて出掛けた方が、何かと災難に遭う。 みんなの時間の流れを知りたい。電車に乗ってる時間、たった30分でも朝から夜くらい長く感じる。これは少し大袈裟…

キャラメル

口の中でスルスルととろけてしまった この感情もスッとお腹に落ちていく あなたは悲しい時、思い出に残るくらい美味しいものを食べなさいと言ったけど、 私はあなたと美味しいものを食べたい そうしたなら、きっとどんなことも とろけて消えてしまうだろう …

真上の月

私が彼に「あ、月」と呼びかけたら、一緒に月を見上げた。あの瞬間がずっと残ってる。 「明日はスーパームーンらしいですよ」 「見れるといいね」 私は明日雨が降ること知ってた。だけど彼といるときは、晴れていることを願う。 なぜならあなたが晴れて良か…

人はきっと悲しみを抱いている時の方が、 生きていることを深く実感すると思っている。 幸せだと感じる時、嬉しいと感じる時が、一瞬でもっと余韻が続けば良いのにって。 でもその時はきっと幸せで嬉しさで身体中が いっぱいだから、他に何も考えられないん…

はやくして

私は、最果タヒさんの詩が好き。 タヒさんのツイートを引用して「生きていることが寂しい」とツイートしている人を見た。なんで寂しいんだろう。わたしたちは、ぽかぽかの胎内ですくすくと大きく育ってこの世に生を得た。そして、あたたかな愛に包まれて育っ…

入浴剤

音に溺れる 泡のように浮かんでる ただそこにいて 揺れている 刹那 誰にも言えないこと たくさんの秘密をひとつの体に 集めて、不安で苦しくなる どうして秘密は隠し事は 増えるばかりなのに 私たちの体はひとつしかないの 苦しくてもう泡になって消えてしま…

観覧車

Mr.Childrenの「抱きしめたい」が どこからか流れてきた 緊張してしどろもどろしながら 牛乳を一気飲みした君を思い出した 緊張して喉が渇いて こうしないと、あなたの隣にいることが 喋ることができなくて その時、君を守ろうと私は思った 愛しい、行動が愛…

11月のメモ

腐った花を見た もうあの頃には戻れない 命は戻らない 時間は命を食べ尽くす 夜に世界とつながる 星と一緒に呼吸する 水がないと腐る いつも何かを吸って吐いて 生きのびる 繋げた 命 今日も 街灯の灯りの中で 今日も今日も、と押し込めた 私を押し込めて 今…

前世

7秒抱きしめ合うと絆が深くなるらしい 私と君が愛し合ってた時 前世の話をたくさんしたね 前世僕たちはきっと兄妹だったんだよ あなたが僕の姉だったら幸せなんだ 前世なんてわかるはずないのに 私たちはそれを言葉の表現に使った 私は強くなった、強くなっ…

綴る思い

私が言葉を綴る理由は、特にない でも、特技だと思ってる 今日は私的な話を特別にするよ 私には大切に思う人たちが沢山いる 決して多くはないかもしれないけど、 私ひとりにとっては多い 勝手ながら、 その人たちのことを私の分身だと思っている 姉妹、兄妹…

バレエシューズ

こんな小さい足で私は立っていたんだ 心も身体も、もうどこにもない ボロボロ それなのにこの小さな足で前に進んでいた 走ってた ママはどこにいるの 確か、私よりも足が小さかった それなのに、強く強く生きていたね 泣いちゃだめって教わったの だから人前…

映る

私あのきらきらになりたい ジョウロから流れる水のきらきらに 私この湯気になりたい 私光になりたい 私形ないものになりたい 形あるものは汚れて見える 形がないから実がある 生きにくい 何を求めているのか 時々何も分からなくなって その何も分からないこ…

忘れた

夢の国に着くまでが夢で着いたら現実なのに言葉でまた誤魔化す。じゃないと夢は夢ってわからないから。夢の国で夢を閉じ込めるために写真を撮る動画を撮る帰りにあのキャラクターたちにアトラクションにバイバイする。悲しくないよ。まだこれから生きる予定…

眩しいよ

くらくら ぼやぼや あの頃は 顔も見えないくらい くらくら ご飯だっていつものように 食べられない プロフィールしかしらない あなたと 少し怖かった 「私の過去の話聞く?」 引かれるだろうな 電球みたいに光ってたら あなたはくらくらするかしら 思い返す…

激しく刺して

鉱水と軟水、間違えた 苦しい、胃が傷む、頭が痛む いつも上を見る 何か映っていないか 自分の目がどこを向いてるのか確かめたい あーこうやって動いて あー月がぼやけてる あーこれこれ、この感覚 おかしいのは私だな ほんとうに 毎日頑張ってる その証拠が…

生活

生活とは、 広辞苑によると「生存して活動すること」らしい 鏡を見ると、いつも生きてることを実感する。 自分という実体がないと、 生きている気がしなかった。 心なんて、とっくの昔に死んだの。 心なんて、邪魔だった。 生き延びるためには。 心が死ぬと…

お裾分け

ぼくら どうしてこんなふうに なっちゃったんだろう ぼくらのあしたは どこにある ぼくらは いつもおなじ ぼくらはなにを おもってかんじて いきてる ぼくらはくるしい ぼくらはかなしい ぼくらはたのしい ぼくらはいきてる 僕らは絶望から快楽を生み出す 快…

あべこべ

私の生活そのもの。 昔、生きてた頃の母は よく親子丼に中華スープを合わせたり 八宝菜に味噌汁を合わせたりと 怪奇的な料理の組み合わせをしていた。 そんな血が混ざっている私も似ている。 朝にカレーを食べたり 夜にフレンチトーストを食べたりと 欲望の…

無礼講

これは、書式も言葉も何も整ってない、 ありのまま思ったことを誤字脱字 気にせずに打ち込みまくる、そんな会でございます。 私のファンだけ、ご覧になって。 では。 お世辞でも私の言葉が好きだと言ってくれる人が好きだ お世辞でも私の容姿が好きだと行っ…