激しく刺して

鉱水と軟水、間違えた 苦しい、胃が傷む、頭が痛む いつも上を見る 何か映っていないか 自分の目がどこを向いてるのか確かめたい あーこうやって動いて あー月がぼやけてる あーこれこれ、この感覚 おかしいのは私だな ほんとうに 毎日頑張ってる その証拠が…

生活

生活とは、 広辞苑によると「生存して活動すること」らしい 鏡を見ると、いつも生きてることを実感する。 自分という実体がないと、 生きている気がしなかった。 心なんて、とっくの昔に死んだの。 心なんて、邪魔だった。 生き延びるためには。 心が死ぬと…

お裾分け

ぼくら どうしてこんなふうに なっちゃったんだろう ぼくらのあしたは どこにある ぼくらは いつもおなじ ぼくらはなにを おもってかんじて いきてる ぼくらはくるしい ぼくらはかなしい ぼくらはたのしい ぼくらはいきてる 僕らは絶望から快楽を生み出す 快…

あべこべ

私の生活そのもの。 昔、生きてた頃の母は よく親子丼に中華スープを合わせたり 八宝菜に味噌汁を合わせたりと 怪奇的な料理の組み合わせをしていた。 そんな血が混ざっている私も似ている。 朝にカレーを食べたり 夜にフレンチトーストを食べたりと 欲望の…

無礼講

これは、書式も言葉も何も整ってない、 ありのまま思ったことを誤字脱字 気にせずに打ち込みまくる、そんな会でございます。 私のファンだけ、ご覧になって。 では。 お世辞でも私の言葉が好きだと言ってくれる人が好きだ お世辞でも私の容姿が好きだと行っ…

ひとつ

私は、物を買う行為をする前にある 「物を選ぶ」行為がたまらなく好きだ。 じれったい。 誰かを想う瞬間。 自分を想う瞬間。 たまらなく愛おしい。 そんな時間が私は好きだと、 読みたい本を選んでいて思った。 この間まで、やっと本を読むことから解放され…

暑中見舞い

「採血しましょう」 健康を維持するためにすること 慣れた口調で、「ノンアルコールで」と返す 針がまだ怖いなんて、子どもね 君に心配をかけたくないのに、 血を採るってだけで心配させてしまう。 ああ、いつの日かあなたに言われたよ。 「君には健康で幸せ…

囁き、叫ぶ

今日は愛する亡き母の誕生日。 この記事を読むか読まないかはあなたにお任せします。 お涙頂戴? そんなんじゃないわ、これはラブレター。 つまりは、愛。 私の「愛」の言の葉を綴る。それだけ。 ママ、大好きなママ 何時頃からか、恥ずかしくて「ママ」と呼…

おいでよ

その子のことは私が誰よりも知ってると思っている なんで君を泣かせるようなそんな男が好きなの 本当は好きじゃないって知ってるよ なのになんで君は、君を知っている私の言葉よりそんな男との未来を選ぶの かなしいよ 私はそれがすごく悲しかった この気持…

ノック

皆んな皆んな裏切って、成長する。 私は何のために何がしたくて生きているのか。 何を犠牲にしたくないのか、目の前の人生か、それとも今後の人生か。 もしかしたら、自己犠牲ではないかもしれない。 ああ、君も分かるだろ。 どうでもいいんだよ、金なんか。…

開花宣言

桜が咲いた、満開だ 満開という言葉を聞くと 「散る」という言葉が浮かぶ やだよ 散らないで もっと見たい 綺麗なままでいて そこからいなくならないで 桜って生命力の象徴だと思うの 毎日毎日 毎年毎年 姿を変えて 春になったらお化粧して 「こんなにも綺麗…

肌色

病気にかかると世界が狭くなる 大切な人の優しさに触れると 世界は瞬く間に明るくなる 私には大切な恋人も友達もいる 会うと必ず笑う 会うと必ずふざける 会うと必ず腕を組む 会うと必ず感謝する 早く会いたい、あなたにきみに 自分で世界を押し広げたい 3月…

春夏秋冬

人の心に春夏秋冬はない。 私たちはいつも周りのものに与えられて それを得て 春夏秋冬を感じている。 自然は春夏秋冬を表現していて 太陽も昔理科で習ったように日の角度で 春夏秋冬を表現していて 洋服も春夏秋冬に応じて変わっている だからこそ、季節は…

あれ、見えた?

私の過去も、私の本当も、 見えた? 見えたら、そっとすくって そんな気持ちは、夜風に吹かれて またどこかへ飛んでゆく 本当は誰かを助けたい 励ましたい 愛したい それはうそで 自分を助けたい 励ましたい 愛したい そんな自己愛リズムの人生こそ私なの あ…

金魚

夜の空は雲が見えた。 星と雲を交互に見ると、 何故か昼間の青空を思い出す。 肌寒く、体で冬を感じる季節に 何故わたしは、夏が思い浮かぶ曲を聴きながら頭を振って夜道を歩いてるのだろうか。 一年前に少し嫌いな曲が 今では好きな曲。 一年前に大好きだっ…

kirakira

今日は月が綺麗だった。 いいや、月が明るく光っていた。 ただそれだけの事実。 その事実で、君を懐かしく思う。 「今日の月綺麗ね」 「気にしたことなかったよ」 「ちゃんと見て」 「見たよ」 「綺麗でしょ?」 「綺麗だね」 ちゃんと見て 綺麗でしょ? 私…

初心(うぶ)

テレビの音がうるさくて 部屋の明かりが眩しくて ひとりきりが寂しくて 気づけばもう夏が来ていた 君のいない一週間はとても長い 君に聞いてほしいことはないのに 話したいことは山ほどある 私の口に残る癖 君の名前を呼ぶ癖 治らない 治せない 君を抱きしめ…

ものさし

豆電球だけが灯る部屋で、 私は冷凍マンゴーを食べる。 もの寂しいから爆音で音楽を聴いたよ。 爆音だから、父のいる部屋にまで 聞こえてしまうかもと不安だった。 でも何でも良かったんだよ。 ここだけは自分の居ていい場所さ。 そう思って爆音で流したんだ…

自由は二十歳になれば来ると思っていた。 幼き自分は馬鹿で滑稽だった。 そんなもの来ないのだ、"家"がある限り。 そう、縄なのだ。 私にとっては自身を縛るただの縄。 それなのに、私はその縄に怯える。 あなたの縄はなんだろう。 縄なんて無いのかな、無い…

換気

神戸から帰ってきた私は怒られた。 「家事を疎かにして旅行なんて」 「女にしかできないことでしょ」 「遊び呆けて、楽だよな」 湧き出た感情は誰にも言えないぐらい汚い。 お土産と私はその場にポツリと置かれていた。 そして心なしにか私は一人で泣いてい…

チャイナタウンにて

明日、神戸で開催されるロックフェスに行く。 よって、今日は前乗りという訳だ。 私は朝の電車でRADWIMPSの"ラストバージン"を数ヶ月ぶり聴いた。 あの情景を今でも思い出して目が潤む。 情けないとも思い、前を向かなければとも思う。 そんなふうに忘れない…

夜の月

地元の駅から自宅まで、 星を見ながら自転車を漕ぐ。 月が雲に隠れることなくハッキリと見えた。 私は月がハッキリと見えると嬉しい。 夜が私を許してくれるような気がして。 幸せと不幸せについてふわり考えていた。 まだそんなことを考える歳でもないだろ…