囁き、叫ぶ

今日は愛する亡き母の誕生日。

 

この記事を読むか読まないかはあなたにお任せします。

お涙頂戴?

そんなんじゃないわ、これはラブレター。

つまりは、愛。

私の「愛」の言の葉を綴る。それだけ。

 

 

 

ママ、大好きなママ

 

何時頃からか、恥ずかしくて「ママ」と呼ばなくなった

その代わりに「MA」、とママの頭文字で呼んでいた私たち兄弟

そしてそこから、「えむえこちゃん」と呼ぶようになった

兄のことは「ぽん」、私のことは「ぴょん」

 

訳の分からない親子

 

大好きだった

なのに私の記憶にあるママは病気になったママ

 

それまでママが居なくなるなんて思いもしなかった

私が20歳になったら、今まで出来なかったお誕生日のお祝いも豪勢にするって約束してたのに

 

闘病中のママとベッドで抱きしめ合う

歯をくいしばっても涙する私

涙が止まらないママ

この瞬間が辛くも、一生続いて欲しかった

 

ママ

あなたは私の中で生きてるよ

遠いアラブにいること知ってるよ

ずっと叫んでるよ、大好きって

ずっと囁いてるよ、愛してるよって

 

あなたが生まれた日

 

それはあなたへの愛を大いに叫ぶ日

 

生まれてきてくれてありがとう

私のママでいてくれてありがとう

 

どんなに他の人から批判されても

あなただけは味方でいてくれて

あなただけは私の心を知ってくれた

 

母 それは好き嫌い分かれる存在

 

ママ

いつも笑わせてくれた人

いつも抱きしめてくれた人

いつも肩を揉んでくれた人

いつもじゃれあってくれた人

 

 

天に届くかしら、この思い

 

お誕生日おめでとう

愛してるよ、今日も