眩しいよ

くらくら

ぼやぼや

 

あの頃は

顔も見えないくらい

くらくら

 

ご飯だっていつものように

食べられない

 

プロフィールしかしらない

あなたと

少し怖かった

 

「私の過去の話聞く?」

 

引かれるだろうな

 

電球みたいに光ってたら

あなたはくらくらするかしら

 

思い返すとくらくらするような

出会いも

今は箱に入れて

可愛いあのシール貼った

 

知っていくたびに

くらくら

から

きらきら

眩しい

眩しさにまたくらくら

どうしてこんなにも

 

あたたかい光

冷たいわたしを照らす

少し

溶けた心

凍えてもその光が

あると、その眩しさも愛おしい

 

あなたも冷たいなら

私の心をそっと合わせてあげる

そしたら

このあたたかさ、愛おしさ

たぶん

伝わる

 

あのくらくらした

優しくて眩しい光

 

まだわかる

 

心の音が苦しそうに聞こえる

 

月の光と街灯が同じくらいだった

 

また光を探してる